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産後矯正について 

ただいま毎月10名ほど産後矯正のご予約を新規で頂いております。
そこで多くの患者様に産後矯正はいつまでに受ければいいですか?とよくお電話等で質問されることがあります。
受けるべき時期・産後矯正の効果が最も表れるのは産後半年以内です。
半年過ぎても効果はありますが、半年以内に施術を受けた方がより効果は出やすいです。
妊娠や出産によって、身体には様々な変化が起こります。
特に出産後は急速に元の身体に戻ろうとするため体の不調が出てくることが多いです。
産後に起こる身体の変化と来院の患者様に多い症状についてご紹介させて頂きます。

骨盤の歪み
骨盤は妊娠中に分泌される女性ホルモン(リラキシン)の働きにより骨盤を固めている靭帯が緩くなり
開大していきます。産後数日までこのホルモンが分泌され、その後徐々に骨盤は固まります。
固まるまでの期間は個人差が大きく、年齢や産前の運動習慣などの要素に左右されますが
約3~6か月程度でおおむね固まります。産後の骨盤矯正を行う場合、
悪露が出なくなってからの2か月前後から始めるのが理想的ですが
産後6か月頃から始める方もいらっしゃいます。
そこからしっかりと矯正やエクササイズを行うことで産後の骨盤矯正は十分に可能です。

腰痛
産後3か月頃までは骨盤がグラグラする不安定感を自覚する方も多くいるほど、まだ骨盤が緩い状態です。
骨盤が不安定だと筋肉の負担が大きくなり腰痛を引き起こします。産後すぐ、又は妊娠中から
腰痛に悩まされる方が多くいらっしゃいます。

指の腱鞘炎
産後のホルモン変化の影響や首がすわっていない赤ちゃんを抱っこしている事で指の腱鞘炎に悩まされる
産後ママは多くいらっしゃいます。
産後4か月頃から軽快していくことが多いのですが、痛みがあるうちに
無理して手首を使うと悪化して家事や育児に支障が出る事もあります。

膝の痛み
産後は骨盤だけでなく、全身の各関節にある靭帯が緩くなります。膝もその影響を受けやすく、
家事や育児で膝の屈伸運動が増える事もあって膝の痛みがある産後ママも多くいらっしゃいます。


首・肩の痛み
赤ちゃんの抱っこが多くなる事や産後で筋がうまく使えず姿勢が悪くなって首や肩が辛くなる方が
多くいらっしゃいます。
1人の時間がないため常に気を張っていたり、精神的なストレス、
寝不足なども大きく関係します。


尿漏れ
産後の大きくなっている子宮に膀胱が圧迫されることや骨盤底筋群などの筋肉の緩みにより
尿漏れしやすくなります。
ほとんどの場合、骨盤矯正や骨盤底筋群のエクササイズで改善します。

他にも、恥骨痛や股関節痛、頭痛、むくみ、ぽっこりお腹、便秘、抜け毛など様々な症状が体の変化に伴って出現する事があります。
産後1か月には様々な身体の変化がありますが、それぞれの症状に原因があり、対処法があります。
時間が経てば治る症状もあれば、無理をすれば悪化、または慢性化する症状もあるので、
自分の身体に起きているのはどういった症状なのかを知り、正しい対処法やケアをすることが大切です。
産後矯正で気になる事やお問い合わせはいつでもお電話ください。